弾いてみたい男 Chapter.5 ~ただいま!~

現在、11.5
帰ってきたドキュメンタリー オブ 弾いてみた
危うくオープンワールドの住人になってカードゲーム廃人になりかけたが、なんとか世界を救って帰ってきたぜ
しかし、一度失ったモチベーションを復活させるのは容易いことではない
進捗はというと、右手はほぼ丸暗記して、後は一度もミスすることなく通しで弾けるようになるだけ、という段階
なのだがどうしてもやる気が出ない
およそ十日のブランクのせいもあるが、ミス無し、という縛りが本当にダルい
ちょっと気を抜いたらミス
抜かなくてもミス
 
やめじゃやめじゃ
 
というわけで11.5から左手の練習を始めることにした
いやー、わかっていたことだけど、右手よりも遥かにつらいっすね
右手の主旋律に比べてまあ~頭に残ってないわけだ、左手の伴奏は
あれ? この曲、こんな音鳴ってたっけ?
完全に初対面
動画見てもよくわかんねーや
とはいえ左手はあくまで脇役なので、右手並みに非人道的な配置はほとんど無い
リズムもおおよそ単調
強いて言うならこのあたり
人間の可動域を遥かに越えた16分の大移動くらいだろうか

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左手の練習法も概ね右手と同じ
いくつかの小節+次の1音ごとにミス無しで弾き進めていく
あとは曲の終わりから、ミス有りでどれだけ楽譜を見ずに弾けるか、という練習
一小節、楽譜を見ずに弾けたら、一つ前の小節から楽譜を見ずに弾いていく
徐々に覚えなければいけない範囲が広くなる
最終的に最初から最後まで暗譜(譜面を全部覚える)できる
うん、右手でも同じようなことやったよね
厳密には少し違うけど
 
しかしなぜこうも俺は終わりの方からやりだがるのか
なんとなくゴールした感が毎回得られるからだろうか?
少し考えてみた結果次のような仮説に辿り着いた
例えば楽譜見ずにミス無しで一小節ずつ弾いていくとしよう
始まりから弾いていく場合は・・・・・・
一小節覚える → ミス無し通しで弾く → もう一小節覚える → 最初に覚えた方から順番に弾く(記憶に定着していない部分ほど後に弾く)

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終わりから弾いていく場合は・・・・・・
一小節覚える→ミス無し通しで弾く → もう一小節覚える → 最後に覚えた方から順番に弾く(記憶に定着していない部分ほど先に弾く)

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これ、どっちが捗ると思う?
まあ分からないよね
練習効率がどうの、なんていう話は然るべき方々にお任せしましょう
俺が言いたいのは、単純な難しさについてなんだわ
じゃあどっちが難しいのっていう話
当然のことだけど練習した回数が多い部分はそれだけ習熟度も上が
そしてこの2択は、習熟度が低い部分を最後に加えていくか、最初に加えていくかの2択であると言える
自分は普通に考えて、苦手な部分が最後にあると難しいと思ってしまう
ましてや最後に至るまでの道も決して楽じゃない
一つ前に覚えたことを思い出さなくてはならない
その後に、一番習熟度の低い部分をミス無しで弾けと言われたら、泣きたくなってしまう
それなら難しいところは記憶が新鮮なうちに挑んで、それ以降はおぼろ気な記憶を再構成していく方が簡単ではないだろうか(その部分は一度弾けた部分でもある)
つまり気が楽なんだよね、終始、なんとなく
気が楽ーーそれってかなり重要なことだと思うの
音ゲーでもわりとそういう譜面の方が得意だったりするし
最後に難所が待ち受けてると、ずっとプレッシャーかかるもん
後、上でも言ったけど、やっぱ最後まで弾けると達成感もあるんだわ
たとえ最初から弾いたわけじゃなくても、なんとなく最後の締めのメロディを弾くと、やってやった感出るからね
自己肯定感っていうのかね
そういうのも積極的に演出していくことも大事なんすわ、特にモチベが直結することに関しては
というわけで科学的根拠ではなく精神的根拠を提示して今回はおさらば
 
ちなみにウィッチャー3にはクリアした後も重厚な追加ストーリーが用意されてるぞ!
続報を待て!!