Deemoについて(※ネタバレ有)
【大体3分くらいでわかるDeemoのあらすじ】
Deemoは毎日一人でピアノを弾いて暮らしていました。
ある日、高いところにある窓から女の子が降ってきました。
女の子は自分が何者で、どこから来たのかも覚えておらず、
困った二人はピアノから小さな芽が生えているのを見つけました。
その芽はどうやらピアノの音色を聴くと成長するみたい。というわけで二人はどんどんピアノを弾いて、女の子が落ちてきた窓まで届くくらい高く、その芽を成長させることに。
そうして芽は立派な大木になり、
なんやかんやあって、女の子はピアノと連動するエレベーターに乗って帰ることになって、
唐突に世界が崩壊し始め、
Deemoの姿に変化が……
そして女の子は自分がこの世界に来る前のことを思い出し、Deemoの正体が自分と親しい関係だった男性であったことに気付きました。
ある日、二人はトラック事故に遭って……――
※画像では分かりにくいですが男性が女の子を庇おうとしています。
女の子が思い出せたのはそこまでの記憶だけ。
そしてDeemoは満足そうな顔で女の子を見送りながら消えていき、
女の子は悲しみながら窓の向こうへと帰っていきます。
目が覚めると、そこは病院のベッドの上。
以上がざっくりとした物語の内容です。
このストーリーから読み取れる情報を素直に受け取ってまとめてみると
女の子とDeemo(恐らく兄妹)は現実世界で交通事故に遭い病院に運ばれ、二人の魂だけがゲームの舞台である異世界に行き、そこでDeemoは女の子を助けて自分は天国に……。
といった感じになるかと思います。
元々このゲームはプレイヤーの想像に委ねる部分が多いストーリー構成となっていて、全容はかなり曖昧にぼかされています。
しかし僕は気付きました。
僅かな情報からしか得られない中にも明らかな疑問点があることに。
そしてその疑問を紐解くことでこのゲームの隠された背景に辿り着けることに。
というわけでその疑問と、疑問に対する回答と、そこから導き出されるゲームの背景について、僕の研究の成果をここに発表したいと思います。
気が向いたらそのうちね。