弾いてみたい男 Chapter.3 ~僥倖~

ドキュメンタリー オブ 弾いてみた
10月19日に始まったこの挑戦
鬼畜じみた譜面に挫折しかけていたが、およそ一週間が経過したところで、大きな転機を迎えることになった
 
前回の記事にも書いた鬼畜四連打

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ここの攻略が大きな課題となっていたわけだが、ここで一つ思い出してほしい
この曲が音ゲーであることを
そしてこの画像を見てほしい

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これはこの曲をゲーム中でプレイした時の譜面の一部である
言わずもがなであるが、音ゲーとは曲に合わせて操作するゲームである
とりわけこのゲームはプレイ中の没入感が高く評価されており、実際にピアノを弾いているような感覚に浸れるのだ
つまりゲーム中の譜面と実際の譜面は非常に高い次元でリンクしているはずである
そうでなければおかしい
というわけでそれらを比較してみた
 

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・・・・・・ん?

なんかおかしくね?
②の部分
実際の譜面では音符が4つあるのに、ゲーム中は3つ・・・・・・
 
Q.E.D.
 
というわけでゲームに合わせて譜面を簡略化することにしました
最初の記事で話したが、使用している楽譜は有志のものだ
それに対してゲームは企業が仕事として作っている
だったらゲームの方があてになるでしょ~
決して難しすぎるから簡単な方に逃げたいわけではない
都合よく解釈してるだけで、本当はゲームの③が4つ目に該当するんじゃないの?と思われるかもしれない
しかし音を聴きながらゲームと楽譜を見比べてみれば、やはり両者の音の数の違いに気付くだろう
というわけで原曲と聴き比べながら、削っても問題ないと思われる音を省略した

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そしたら難所のほとんどの部分がめちゃくちゃ楽になりました
これでかつる(死語)
ちなみに譜面にドレミが振ってあるのは、その昔、そっちの方が練習しやすいと思っていたから
さすがに今は書いていない
ただ、結局どっちが良いのかは未だに分からない
どちらにせよ最終的には楽譜など見ずに弾けるようになるくらいまで記憶に叩き込まなければいけないので、あまり関係ない気がする
 
さて、楽になったとはいえすべての小粒がナーフ(下方修正)されたわけではない
この部分はそのまま残った

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しかし 中指→薬指→中指→人差し指 なので、まあそこまで負担にもならないだろう
というわけで音ゲー曲ならではの発見で難所を見事に攻略することに成功
これが現代流の譜面解釈である
 
変更後の通しの録音(音量を少し上げた)
 
 
 
今回の譜面のコーナー
ここまでずっとネガティブ発言しかせず、譜面に文句ばかり垂れてたので、そろそろ良い部分にも触れていこうと思う
とはいえ、弾こうと思う時点でそれなりに好きな曲あることは言うまでも無い
そもそも文句に関しても弾きづらいことへのものでしかなく、それによって奏でられるメロディは素晴らしいものである
曲に対する俺のリスペクトが、今回の記事でしっかりと伝わってくれるよう願う
 
最初に紹介したいのはこちら

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※参考動画、1:28~
小粒が絡んだ音符が一小節の中で3ヶ所
ひぃひぃ言わされてるわりに小粒好き
ちょっとクセ者感のある一節
最初楽譜を見たときメロディがまったく想像できなくて曲を聴き直した
弾けたときの達成感は一小節なのに一曲分のそれ
 
続いてはこちら

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動画では2:00~ 
言うなれば助演男優賞
なだらかだった曲に起伏が生まれる
その変化の始まりを告げる一節
このパートは言うなればAメロなのだが、前半のAメロにアレンジが加えられている形になっている
ただこのアレンジ、そこまで鮮烈なアレンジではない
だから聴く側としては身構えてた分、肩透かしを喰らうことになる
しかし、その後にはちゃんとした盛り上がりも用意されており、この部分のおかけで後の盛り上がりも見事に映えるという仕掛け
ここでも小粒がいい仕事をしている
 
最後はこれ

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動画では2:28~

ソシ → ソラ  とハモりの音を変えるだけでも効いてくるもの
この曲は調合によってミは基本フラット(一つ下の黒鍵)で弾くわけだが、時折ナチュラル(白鍵)になる箇所がある
そのナチュラルのミは大抵盛り上げる役目で使われている
そのミをここに来て初めてオクターブで二重に鳴らす
ラストの盛り上げに相応しい使い方と言えるのではないだろうか
ちなみにここも小粒が絡んでいる
言ってしまうとこの曲の良さって、ほぼほぼ小粒に集約されているんですよね
 
さて、愛情を表現するために長々と思ってることや思ってないことを書いてみたが、要はこの曲が良いということが言いたいだけ
一行で終わる文を、卒論並みに文字数稼いだだけ
まあ、あながち思っていなかったわけでもなかったのかもしれないが、ここまで明確に文章化する意味はあったのかと自問自答
本当の気持ちは書ききれない、されど書くほどのことでもない
 
続報を待て

弾いてみたい男 Chapter.2 ~壁~ 

シリーズ、ドキュメンタリー オブ 弾いてみた
前回のあらすじ
開幕の謎解きゲームにキレ散らかしながら、右手部分だけを40分かけて半分まで弾いたよ
 
さて、2日目
とりあえず復習も兼ねて、もう一度右手だけで最初から
今度は最後まで弾けた
読み間違っている部分もあるかもしれないが、一先ず絶望的に理解不能な箇所は無しということでよさそうだ
時間を空けてもう一度右手の最初から最後まで
さらにもう一度
最後にもう一押し
最終的に18分で通せるようになった
楽譜の解読が済んでいるので飛躍的に縮んでいる
もっともっと縮めて、最終的には一度も躓かずに弾けるようになりたい
2日目の最後はミスを減らす狙いで、1小節ずつ間違えずに弾いていくという練習をした
正確には1小節と次の1音

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つまり赤の範囲を一度もミス無く弾けたら、次は青、それを最初から最後まで弾いていく
最初から全部覚えようとしても無理なので、極限まで最小単位に区切って練習しようという魂胆
なぜ次の1音まで入れているのかというと、そうじゃないと小節と小節の繋ぎ目の部分だけ練習できないから
簡単なことだけど、その事実の重大さに気付くまでにそこそこ時間がかかった
この練習法の良いところは、1小節ずつが終わったら次は2、その次は3といった具合に伸ばしていけるという点
これを続けていけばいずれは通しで弾けるようになるだろうという寸法
そのやり方で2日目は1小節ずつ
3日目は2小節と3小節
4日目は4小節と、ミス無く弾ける範囲を拡大させていった
5日目はさらに練習にもう一工夫加える
5小節ずつミス無しで弾くのは同じだが、曲の始めからではなく終わりから弾いていく

何が違うのかというと、ミス無しで弾けたらそれ以降も最後まで弾いてみる、という行程を追加する

ただしその行程はミスをしても良いとする
つまり終わりから始まりに向かっていくに連れて練習する範囲が増える
そして毎回始めの5小節はミス無しで弾けるまでやり直す、ということ
これによってミスを減らしつつ、反復練習によって譜面を記憶していこうという狙いである
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5小節ミス無し、という縛りに加えて、終盤に重点を置いた徹底的な反復練習
曲は全体で48小節、5小節ずつから伸ばしていくので5+6+7......+48で合計1166小節弾くことになる
さすがに1日では終わらず、6日目もこれをやった
その練習とは別に5日目に通しで弾いた録音も掲載しておく
所要時間は5分39秒
だいぶ原曲の長さに追いついてきた
この調子で頑張っていきたい
以上、練習報告
 
ここからは譜面の個人的な難所を紹介したい
この曲は基本的にスローテンポで構成されているが、唐突に高速で指を動かさなければならない箇所が出現してくる
それがこちら

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実際に弾くとこうなる 

※動画1:05~あたり

youtu.be

このちっさい粒共がマジでうざい

薬指→小指→薬指→中指
の順に高速で弾かなければならないのだが、とても指が追い付かない
無理に弾こうとすると、指が一緒に動いてしまう

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普段生活していてこんな風に指を動かす機会などほとんど無い
ゲームでは基本的に人差し指と親指しか使わない
あるとすればタイピングくらいだろうか
録音の中でも、苦しむ様がしっかりと記録されている(2:05あたりなど)
この配置は合計5回出てくるのだが、わりと終盤に集中しているので、余計タチが悪い
挙げ句の果てにはこんなものまで

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薬指→小指→薬指→中指+人差し指
最後の中指が人差し指との同時押しになってやがる
よくもまあこんな悪魔的な配置が思いつくものだ

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何がめんどくさいって白い鍵盤と黒い鍵盤では高さが違う(黒の方が位置が高い)
なので同時に押そうと思っても先に人差し指の黒鍵の方が先に鳴ったりする
こちらも録音で苦しむ様子が確認できる(4:50あたり)
 
他にも 中指 → 薬指 → 中指 → 中指 というものもあったりする

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この速度で同じ指を2連打
鬼畜の所業という他ない  
動画は1:35あたり
そして録音は3:04あたり
本当に同じ譜面なのかってくらい、まったく再現できてない 
 
恐ろしいのは、ここまでやってまだ右手の練習でしかないということ
右手が終わっても左手、そして両手
まだまだゴールは遠い
果たして長年の目標を達成することはできるのか
続報を待て

弾いてみたい男 Chapter.1

まず始めに前回の反省

あまりにも記事が長すぎる
さすがにしんどい
読む側もしんどいかもしれんが書く側も相当しんどい
あんなのを一回の目安にしてたらあっちゅう間にネタ切れになってまうわ
元々あんなに長くする気はなかった
3分アニメ感覚のつもりだった
気付いたらタイタニック並の長編作品になってた
タイタニックの上映時間は3時間15分
3分アニメに換算すると65話分
つまり前回の記事は元々65分の1程度の分量になる予定だったのだ


というわけで分割方式を取ることに
今回の記事からは、俺が楽譜を引っ張り出してから曲を録音し終わるまでの流れを、何度か回数を分けてドキュメンタリー的な形式で記録に残していきたい

課題曲は 「living in the one」
どこぞの台湾人が作った曲で、どこぞの台湾製音ゲーに収録されている曲
TAIWAN NO.1
過去に何度か挑戦したが、いずれも楽譜の意味が分からないという理由で挫折している
今度こそは成功させたいところだが、この挑戦を始めた経緯として、元々練習していた曲があり、それに飽きたので別の曲に着手し、そっちも難しかったので断念した末に現在に至っている
何が言いたいかというと、俺の性格上この挑戦が途中で頓挫することも大いに考えられてしまうということ
しかもただでさえ挫折した過去のある曲
果たして年単位で立ちはだかる壁を乗り越えることができるのか……!


というわけで 2019.10.19 挑戦開始
使用する楽譜だが、有志が作成しYouTubeに投稿してくれたものを使用する
というかこれ以外知らない

www.youtube.com


動画もあるので最悪どうしても分からない時は動画で音とリズムを確認する
昔はそれでも分からなかった、というか確認しなきゃいけない部分が多過ぎて心が折れたような記憶がある
今回は地道に頑張っていきたい
意を決して楽譜を広げ、ピアノの前に座る
最初に言っておくと、俺には両手のパートを同時に覚えられるほどの素養は無い
まずは耳にも残っているであろう右手の主旋律パートから覚えていく
ちなみに過去のトライでは右手の譜面を解読する段階で挫折している
想像を絶する低速加減で楽譜を解読しながら1つずつ弾いていく
結果、半分まで弾いたところで集中力が切れる
後に録音時間を確認したら43分かかってた
約3分の曲を半分弾くのに43分つまり30分の1の速度ということになる
うん別にいつも通りって感じ1回目は大体こんな感じだよね
むしろまったく分からないで即終了になってない分、見通しは良いと言える
まずは右手を完全に覚えて、間違えずに通しで弾けるようになることを最初の目標にしていく

1回目の録音を残しておく

ラグビーを応援する親の声が入っていたので、部分的にカットしたものだが

どうにか頑張ってここから成長していく様を見せていきたいものだ

soundcloud.com

 

楽譜の内容にも触れておく
まずこの楽譜、初っぱなから難解というか、落とし穴のような部分がある
楽譜の始まりは音部記号(五線譜のどの線がどの音になるか決める記号)があり、その隣に調合がある
調合があればその線の音を、調合に合わせて半音高くしたり低くしたりするわけだ(実際はその音に加えて別のオクターブ、つまり高いドも低いドも調合に合わせる)

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上の1枚目の画像ではド、ファ、ソの音を半音高くして弾くことになる

 

 

さて、この曲の開幕はこんな感じになっている

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見た感じ、この配置ならファ、ソ、シ、ドの音を半音低くして弾けば良いように思える
しかしそれが落とし穴
実は音部記号と調合の隣にさらに音部記号があり(画像赤丸)、実は調合もこちらに対応しているのだ!

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ラ、シ、レ、ミを半音低くするのが正しい

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細かいことは省くが、要するにト音記号ヘ音記号ではオタマジャクシが意味する音がまったく違ってしまう

なのでこんな意味不明なこともまかり通ってしまう。

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いやいや^^;

だったら何のためにト音記号最初に書いてあるの?

で、なんで調合はト音記号じゃなくてその先のヘ音記号に対応してるの?

明らかにややこしすぎでしょ

だって普通の楽譜だったら調合は最初に書かれた音部記号に対応してるからね

だったら最初からヘ音記号書くか、調合をヘ音記号の後に書けや

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ちなみに二行目からはこんな感じ

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調号と音部記号はしっかり合っている
しかしト音記号に則って演奏する部分は一行目から始まっており、そこも二行目からの調合に従って弾かなければならない

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いやいやいやいや^^;;;;;;;;

だったら一行目からト音記号の調合も書いとけや・・・・・・

それに従って演奏しなきゃいけないんだからよお

このややこしさが楽譜の投稿者によるものだったらまだ許容できる

別に仕事でやってるわけじゃないからね

しかしこれが正しい記譜法によって生まれたややこしさなのだとしたら、もはや記譜法そのものに問題があるとしか思えない

ここまでの文章が理解できないという者がいても安心してくれ

過去に挫折した時の俺も同じ感じだっただから

理解できなくても俺が伝えたいことはちゃんと伝わってる

むしろ理解できた者よりも鮮明に俺の苦悩を追体験してくれていると言ってもいい

録音の中でも、初見ではないにも関わらず最初の音で悩む俺の様子が伺えると思う

ゆったりとした曲調で弾きやすいと思わせてこの難解さ

恐るべき初心者キラー

果たしてこの悪魔を打ち倒すことはできるのか

 

続報を待て!

 

 

チャレンジ:60分で何件のコンビニを巡ることができるか

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男は思った。

この国は、なんてコンビニが多いのだろう。

セブンイレブンファミリーマート、ローソン etc.

どの店も安く、品揃えも豊富で、高品質。

まさに日本はコンビニ天国。

どこに行ってもコンビニがある。

石を投げりゃコンビニに当たる。

犬も歩けばコンビニに入店する。

コンビニが多すぎて迷うことはあっても、コンビニが無さすぎて迷うことなどありえない。

そう、問題があるとすれば、多すぎるということ。

どのコンビニに行けばいいのか分からない。

どのコンビニにも行きたい。

永遠にコンビニをハシゴしたい。

 

 

 

ということでやります。

~60分でコンビニいくつ回れるでSHOW IN 籠原

コンセプトとしては、散歩を日課としている俺がどれだけ速く歩けるか、又近所の地理をどれだけ知り尽くしているかを知らしめてやろう! といったところ。

 

ルール

籠原駅をスタート地点とし、訪れたコンビニの外観を、時計と一緒に写真に収めていく。

・移動手段は徒歩のみ(どのような場合であっても、走ってはならない)。

・全国展開しているチェーン店に限る。

 

本当は訪れた店舗で買い物をして、レシートを証拠にしてやろうと思ったが、金も無い、買いたい物も無い、その上時間のロスになってしまうので、写真で済ますこととした。

 

では挑戦するにあたって、どのコンビニをどういう順番で回っていけばいいか、グーグル先生に相談してみよう。

 

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って、おーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーい。

インターネットなんかに頼ったら一つも面白くないし、俺の知識量が出る幕も無くなってしまうやろがい。

グーグルマップなんてものを使おうものなら、パソコンで適当に駅周辺のコンビニをリストアップしていくだけで済んでしまう。

何ならルート検索で、歩いた場合の所要時間も簡単に分かってしまう。

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これでは簡単にシミュレーションできてしまい、下手すれば実際に歩く必要すら無くなってしまう。

そんなの面白くない。

 

ということで新たに特別ルールを設けることにした。

 

・インターネット禁止

 

グーグルマップはおろか、コンビニの場所を調べるのも禁止じゃい。

20年間過ごした愛すべき地元なら、己の知識だけで十分だろう。

 

というわけで一切リサーチせず、記憶だけに頼って大雑把な地図を作成。

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★のマークが籠原駅周辺のコンビニだ。

今回の挑戦は、この地図をベースに戦法を立てていく。

最初に決めたいのは「どの店舗を攻めていくか」という点だが、安直に駅周辺の密集している店舗を中心に回っていけばいいだろう。

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赤で囲った11件は駅からも近く、他の店舗とも比較的距離が近い。

試しにこれらのコンビニでシミュレーションしてみよう。

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適当にルートを作って所要時間を見積もってみたところ、ちょうど1時間で回れるか回れないかといったところ。

線は道のりではなく、訪れるコンビニをただ順番に結んだだけだと思ってもらいたい。

実際には地図に書ききれない道を何度も曲がりながら歩く。

 

できるだけ無駄な移動を無くし、最適なルートを構築しなければならない。

しかし如何せんネットが使えないので、頭の中で大雑把にシミュレーションするしかない。

このルート構築の行程が最重要ポイントなのではないかと思えてきた。

要は、長い直線をできるだけ減らせば良い。

そこを意識してルートを再構築。

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おっと、ついスタート地点を間違えた上に、途中で分身しなければいけないルートになってしまった。

分身OKならこんな感じで30分で済むのだが、

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今回は一般人に合わせて分身無しのレギュレーションで行こう。

 

・分身禁止

 

ちなみにこれはしし座

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てんびん座

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ふたご座

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おとめ座

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このボケをするにあたっていくつか星座を調べてみたら、コンパス座なるものを見つけた。地図で表現するのにこれ以上ない星座だ。

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(もちろんグーグルで調べたので完全にレギュレーション違反だが、気付いた時には遅かった)

 余談だが、星座のボケはルートを考えてる途中で思い付いた。恐らくコンビニを示す星の記号を見ていて思い付いたのだろうが、もしもそうでないとすれば奇妙な偶然である。

 

さて、本題に戻るが、結局最初に考えたルートをベースにしていくことに決定した。

こういうルートや

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こういうルートなども考えてみたが、

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どうしても来た道を戻る時間が増えている気がして、効率的に思えない。

 

というわけで最終的にこれで行くことにした。

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駅に近い2件を最初に消化して、最後に寄り道を1件増やしただけ。

寄り道を増やした理由としては、

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単純にAからの距離はBよりCの方が近いから。

今回はコンビニの件数が記録になるので、A→Bが時間に間に合わなくてもA→Cなら間に合う可能性があること。

又、時間が余るようならA→B→Cで回るよりも、A→C→Bで回った方が効率が良いと思った。

というわけで、最初にピックアップした11件と新たに加えた1件、合計12件を今回の目標にしていこうと思う。

 

 

 

ではルートも決まったことだし挑戦開始。

START 2019.10.16 AM10:00~

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ちょうどいい時計がなかったので、キッチンにあった薄汚れたタイマーを使うことにした。

 

ちなみにこの時間帯にしたのは、学校が終わる時間帯に重ねてしまうと、不審者と勘違いされてしまいかもしれないから。

普段から住宅街を歩き回っている者なら当然の心得だ。

 

開始4秒後に撮影、NewDays 籠原1号店

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北口の階段を下りて次のコンビニへ向かう。

と、そこで開始30秒にして早くもアクシデント。

コンビニの前に保育園児の集団が……。

駅に併設された保育園のお散歩の時間と、ちょうどバッティングしてしまったようだ。

位置関係はこんな感じ。

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なんということだ。

小中学生をバッチリ回避したと思ったら、保育園児にバッチリ絡め捕られた。

恐るべき巧妙な罠……!

仕方ないので店の前を通り過ぎながら急いで撮影。

ローソン 籠原駅 北口前店

ここまでの経過時間、約45秒

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出鼻をくじかれつつも、めげずに同じ駅前のコンビニに早足で向かう。

デイリーヤマザキ 籠原駅前店 経過時間、1分34秒

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続いて駅構内を通って線路の反対側へ。

渡る直前で赤になって信号にやきもきしつつ、

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ローソン 籠原店 経過時間、6分28秒

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すでに足が重くなってきた。

序盤からペースを飛ばし過ぎたかもしれない。

同じ通りに、ファミリーマート 籠原拾六間店 経過時間、9分30秒

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約10分経過して5件回ることができた。

非常に良いペースだ。

このまま行けば、残り7件も早々に踏破できるだろう。

 

次のコンビニへは、地図上では一直線になっているが、実際には3回ほど道を曲がりながら向かう。

歩行者信号は無いが、車両用の信号が赤なので一応止まる。

決して舐めプではない。

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少し時間をかけて到着。

待望のセブンイレブン 新堀新田店 経過時間、16分31秒

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ここから小学校の周辺、住宅街エリアに入る。

本日3件目のローソン 深谷東方店 経過時間、21分39秒

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この辺からコンビニ間の距離が離れてきた。

駅から遠ざかっているので無理もない。

ファミリーマート 熊谷新堀店 経過時間、29分49秒

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間もなく折り返し、30分が経過する。

足の疲れに加え、付け根のあたりが痛くなってきた。

しかし残すコンビニは4件。

3分の1だ。

 

今回の挑戦でもっとも長い区間を歩いていく。

目指すは線路の向こう側。

目の前で遮断機が降り始め、泣く。

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踏切を渡って、国道17号へ。

セブンイレブン 深谷東方5丁目店 経過時間、41分17秒

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いよいよ終盤。

全力で歩く。

同じく国道17号、セブンイレブン 熊谷新堀店 経過時間、48分45秒

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残り時間はおよそ10分。

ラストスパートだ。

ファミリーマート ヤマキ東方店 経過時間、53分05秒

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残り1件!

うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!

この先に最後の目的地が! という写真を撮ったら、33が32になる瞬間を激写してしまった。

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うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!

 

ラストは動画で見てくれ!

 https://streamable.com/o77ey

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 結果、レギュレーション違反により記録なし

 

はい。

走ってしまいました。

しかもラストだけじゃないです。

道路の縁石を飛び越える時も、ちょっと勢いよくジャンプしてました。(競歩のルールではどちらかの足が常に地面に着いていなければならない)

なんなら最初の1歩からちょっと駆け足気味でした。

 

目先の成果に固執してルールを破るなどチャレンジャー失格。

しかも走ったのに結局間に合ってない。

カッコ悪すぎる。

最後のファミマから立ち去る時の足取りの情けなさよ。

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というわけで今回の挑戦は失敗。

競技にも負け、己にも負けた。

 

 

 

最後に自分が歩いたルートをグーグルでおさらいしよう。

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総歩行距離6.8km

グーグル計算では1時間26分で歩く距離だった。

大体時速7kmといったところか。

新宿御苑まで10時間で行けるペースだね。

 

登場したコンビニは、

・ローソンが3件

・ファミマが3件 +間に合わなかった1件

セブンイレブンが3件

デイリーヤマザキとNewDaysがそれぞれ1件ずつ

 

まとめ

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感想:疲れた。このペースでは1時間が限界。

帰ってからインナーを脱いだら汗がえぐいことになっていた。

〔前〕

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〔後〕

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背中の方は汗が滲んでいない部分がほとんど無い ^^;

 

 

 

追伸:お昼はお好み焼き作って食べました。

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次回は武蔵坊弁慶の亡霊が住み着く現代の五条大橋、あの魔境――否、魔橋に挑む。

1週間の食事の一切を赤裸々に晒す

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11/12(土)

 

・朝
セブン、冷凍お好み焼き……186円
コンビニ? 神

 

・昼
磯丸水産、海鮮バラちらし……830円
貴族のランチ、先週はネギトロマグロ丼だった

 

・夜
我が家、カレー
一番ふつうな味

 


13(日)

 

・朝
納豆、卵焼き、味噌汁
下宿先では食べない物達

 

・昼
冷凍担々麺
からい

 

・夜
どっかで買ってきた揚げ物、豚汁
豚汁は駄々こねて作らせた

 


14(月)

 

・朝
お茶漬け
下宿先でも食える

 

・昼
セブン、チョコクロワッサン……138円
ファミマ、肉まん……120円
スパイシーチキン……150円
おにぎり二個セット……190円
三回に分けて食べた

 

・夜
ファミマ、おにぎり二個セットの残り……0円
作ってもらった肉じゃが家に忘れるし米炊いてねえし

 


15(火)

 

・朝

マック……440円
たまに食べたくなる。コスパいい

 

・昼
なし
朝マックコスパよすぎて死ぬ

 

・夜

近所のスーパー、クリームコロッケ……93円
炙り焼きチキン……100円
ためしに買ってみたら上手い

 


16(水)

 

・朝
卵かけご飯
手軽

 

・昼

学食、デミグラスカツ……390円
値段、栄養の両面で最高

 

・夜

炙り焼きチキン
うまい。けどパックだから早く食べなきゃ

 

 

17(木)


・朝
ファミマ、ミルクチュロッキー……
100円
来週から毎朝これ食うことにした

 

・昼

学食、日替わり丼……400円
豚丼

 

・夜

みどりのたぬき(我が家から持ってきた)
きつねの完全下位互換

 


18(金)

 

・朝
炙り焼きチキン
もう二度と買わん

 

・昼
日替わりカレー……350円
チキンカツ乗ってた

 

・夜
我が家で鍋
明日休み

 

 

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ポケットモンスター サン……4900円

 

 

 

 

 

 

 

 

アニメ「すべてがFになる」で印象に残ったセリフ

 

 

 

彼女はいつも考えていた 自分は何者でどこから来てどこへ行くのか

みんな生きていることを楽しいと思い込んでいる でも実際はそれがどれだけ私たちの重荷になっているか

生きなければならないという思い込みがいかに人間の自由を奪っているか

 

 

「会いたいですか?彼女に」

「ああ」

「どうして?」

「彼女に会えば抜け出せるかもしれない」

「どこから?」

「この世界から」

 

 

「死んでしまうと人はどうなる? 何もなくなる? 本当にそう思う?」

そう私に尋ねたとき彼女はまだ5つだった

 

 

現実は我々に干渉します。エネルギー的な側面から見れば可能な限り物質的なアクセスを省く方が効率が良い。

現実的に他人と直接会うということは宝石のように贅沢品になるでしょう。他人と握手することでさえ特別なことになる。

 

 

ある日博士は私に言う。

「肉体なんて、ただの容れ物にすぎない」

 

 

「死を恐れている人はいません。死に至る生を恐れているのよ。苦しまないで死ねるのなら誰も死を恐れないでしょ? 

そもそも生きていることの方が異常なのです。死んでいることが本来で生きていることはそれ自体が病気なのです。病気が治ったときに生命も消えるのです」

 

* 

 

「どうしてご自分でその…自殺されないんですか?」

「たぶん他の方に殺されたいのね。自分の人生を他人に干渉してもらいたい。それが愛されたいという言葉の意味ではありませんか? 自分の意思で生まれてくる生命はありません。他人の干渉によって死ぬというのは自分の意思ではなく生まれたものの本能的な欲求ではないでしょうか」

 

 

 

 

 

「違う。バカが少ないからだ。人からバカだと思われるのが嫌な人間ばかりなんだ」

「それはバカだからじゃないんですか?」

 

 

「人生には常に3つの疑問が付きまとう。

自分は何者でどこから来てどこへ行くのか。

僕が考えたいのはそれだけ。本当は考えることだけが自由なんだ。

なのにいつしか訳の分からない力に支配されて少しずつ不自由に複雑になっていく。

子供のころはもっと自由にいろんなことを考えてたはずなのに、きっと人間はだんだんバカになるようにできてるんだろう」

 

 

「こんな奇麗な空を15年も見ないで生きてるなんて信じられない」

「でもそういう生き方も奇麗だよ。自然を見て美しいと思う方が不自然だ。汚れた生活をしている証拠だよ。自然を遮断してそれでも生きていけるということはそれだけ自分の中に美しいものがあるってことだろ?」

 

 

「どうもこうも両親を殺してるんですよ? いくら自由が大事だからってそれって人として何かが決定的に欠けてると思います!」

「いや欠けてるのは僕らの方だよ。僕らは欠けてるからこそ人間性なんてものを意識する。愛情とか道徳みたいなルールを作る」

 

 

「子供のころは誰だって1つの人格じゃなかったはずだ。常に矛盾し今よりもっと多様な考え方をしてた。でも成長するにつれてそれらを統合し矛盾のない1つの人格になろうとする。たった一つの肉体に合わせてね。そして結局みんな肉体に縛られて生きることになる。それってすごく不自由なことだと思わない?」

 

 

「人間最初は誰もが天才。そしてだんだん凡人になる。頭が悪くなるからこそ仕事ができる。世間話ができる」

 

 

「私はあなたに尋ねたい。あなたは大切な人を失ったのになぜ今まで生きてこられたんですか?」

 

 

「僕と彼女の関係は博士からすればまるで価値を感じないものかもしれません。例えば僕が意味のないジョークを言って彼女が呆れる。僕がめげずにまたジョークを言う。彼女はさらに呆れる。そんなことを繰り返してるうちにいつの間にかしかるべき時間が経った。それだけのことです」

「つまり時に意味のないことが人を救うこともある?」

 

 

「あの日から君は少し変わってしまった。化粧や着る服が徐々に派手になって。そして感情表現も少しずつ過剰になっていった。おかげで僕のジョークも増えた」